【ConoHa VPS・KUSANAGI manager】自動バックアップ機能の違い

以下の記事でも書きましたが、私がConoHa VPSに不満というか残念だと思っているのが、サーバー全体のバックアップを自動でおこなうのが有料(月300円)だということです。

【ConoHa VPS】3か月使ってみた感想

ただ、この有料のConoHa VPSの自動バックアップ機能はKUSANAGI managerの自動バックアップ機能とは異なるので、今回はその違いを説明することにします。

ConoHa VPSの自動バックアップとは

自動バックアップ機能は月額300円なのですが、1か月間ずっと使わなかった場合は、時間単位での料金になります。

自動バックアップでは、保存されるデータはConoHa VPSの管理画面から確認できるイメージに保存されます。

自動バックアップは3週間分のみ(つまり、3つ)保存され、それ以上は古い分から削除されます。

ただ、ConoHa VPSの管理画面で確認できるイメージというストレージにバックアップデータをダウンロードしておくことで、取っておくこともできます。

1GBのプランの場合はイメージに50GBまで無料でバックアップを保存できるのですが、自動バックアップの場合、50GB以上あってもイメージ保存を行うことができます(手動バックアップの場合、イメージの容量が合計50GBを超えるようだと削除しないといけない)。

ConoHa VPSの自動バックアップとKUSANAGI managerの自動バックアップの違い

ここまで説明してきた

  • 手動バックアップ
  • 自動バックアップ

といったイメージに保存を行うものは、かんたんKUSANAGIで利用できるKUSANAGI managerの自動バックアップ機能とは異なります。

主な違いは4つあります。

  • 有料か無料か
  • バックアップされるもの
  • バックアップ先
  • バックアップ周期と保持期間

有料か無料か

まず、有料か無料かの違いです。

ConoHa VPSのバックアップ機能については、

  • 手動バックアップ⇒無料
  • 自動バックアップ⇒有料

です。一方、KUSANAGI managerの自動バックアップ機能は無料です。

バックアップされるもの

次にバックアップされるものです。

これはConoHa VPSのバックアップ機能の場合(手動自動どちらとも)サーバー全体です。

つまり、同じサーバー内で管理しているサイトすべてがバックアップされます。

それ以外にもサーバーの設定もバックアップされます。

おそらくですが、仮想サーバー内の全てをまるごとバックアップしてくれるものだと思います。

一方、KUSANAGI managerでは、各サイトごとにバックアップがとられます。

具体的には、

  • webのバックアップ(wp-content以下)
  • db(データベース)のバックアップ

の2種類が行われます。

これはかんたんKUSANAGIの際に利用できるKUSANAGI managerの機能の1つです。

ConoHa VPSにはKUSANAGIを利用するための方法は2種類あり、

  • WordPress(KUSANAGI)
  • かんたんKUSANAGI

です。

KUSANAGI managerを利用できるかんたんKUSANAGIメモリ1G・GPU2コアのプラン以上でないと選択できません。

512MBのプランでも、KUSANAGIは利用できますが、WordPress(KUSANGI)というものでしか利用できません。WordPress(KUSANAGI)での大きな違いはKUSANAGI managerが使えないことです。

KUSANAGI managerを使うと、

  • SSL化
  • fcache
  • bcache
  • 自動バックアップ(これは無料のやつ)
  • WAF

の設定がボタン1つでおこなえます。

通常VPSのサービスではコマンド(いわゆる黒い画面)を使わないと設定できないかった内容がボタン1つでできるようになったわけです。

もちろん、サイトのSSL化など上記4つのことはできますが、ボタン1つではできないということです。つまり、いわゆる黒い画面を使って設定する必要があるのです。

つまり、初心者にはちょっと難しいです。

バックアップ先

次にバックアップ先です。

ConoHa VPSのバックアップ機能では、バックアップ先はバックアップ専用の場所です。必要に応じてイメージにも保存することができます。

これは自分のサーバー外にバックアップが行われるものなため、もし自分のサーバーがうまく機能しなくなっても大丈夫です。大丈夫というか、データが別のところに保存されているため、バックアップデータは失わないということです。

一方、KUSANAGI mqnagerの自動バックアップ機能では、サイトのバックアップはそのサイトがあるサーバーと同一のサーバーにバックアップされます。

ファイルサーバーの写真をつかって両方がどこにあるかを見せるとわかりやすいかも

ということは、、、そう。サーバーに何か問題が起こった場合、そのサーバー内にあるサイトのバックアップを復元しようと思ってもできない、可能性があるということです。

このKUSANAGI managerの自動バックアップは、(サーバーでは問題がおこらず)サイトで問題が起こったときは、意味があります。ただ、サーバーの設定を変更してサーバーで不具合が起こった場合は、このバックアップを復元しても意味がない、あるいは復元できないのです。

バックアップ先についての違いをまとめると、サイトの設定をミスったときにはKUSANAGI managerを使えば(おそらく)大丈夫、ただサーバーの設定をミスったときにはConoHa VPSのバックアップ機能(手動自動のどちらでも可)を使わないと復旧できない、ということです。

バックアップ周期と保存期間

最後に、バックアップ周期と保存期間です。

ConoHa VPSの自動バックアップ機能では1週間に1回、日曜日の午前0時35分前後におこなわれているようです。

このバックアップ日やその周期は変更できません。

一方で、KUSANAGI managerの自動バックアップ機能では、デフォルトの設定では毎日午前3時20分ほどにバックアップが行われます。

KUSANAGI managerの自動バックアップはデフォルトでは14日分保存され、古いものから自動で削除されるようになっています。

この日数は変更できるようです。

参考 Conoha VPSのKusanagi Managerがバックアップだけで容量オーバーになる件の対応daily.glocalism.jp

保存する日数が多くなるほどサーバーの容量を使用し、サーバー全体のバックアップの量も大きくなるので、私は7日分のみ保存するようにしています。

ちなみにKUSANAGI managerは手動でもバックアップできます。

KUSANAGI managerの管理画面右上にある「バックアップ」をクリックしバックアップ名を記入するとバックアップされます。

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