かんたんKUSANAGIでは、かんたんにWordPress環境を作れますが、phpMyAdminまではインストールされていません。
しかし、phpMyAdminがないと、手動でサイト移行をする際には、データベースをインポートする難易度が上がります。
ということで、今回はphpMyAdminをインストールしていきます。
この記事では、かんたんKUSANAGIを利用してWordPress環境を作っている前提で話を進めています。
WordPress (KUSANAGI)など、違う条件でおこなっている場合は、必要に応じて入力内容を変更してください。
今回の記事は以下の外部記事を参考にしています。
参考 KUSANAGI(超高速WordPress仮想マシン)にphpMyAdminを導入する方法合同会社 りょう「黒い画面」にログイン
今回のインストールはいわゆる「黒い画面」でおこないます。
ConoHa VPSにログインし、右側にある「コンソール」をクリックします。

すると以下のような画面が表示されます。

ログイン名とrootパスワードが要求されます。
ログイン名は『root』を、パスワードは以前決めたrootパスワードを入力してください。
DocumentRootのディレクトリまで移動
phpMyAdminはドメイン内のDocumentRootディレクトリに作ります。
コマンドに、
cd /home/kusanagi/【ドメイン名】/DocumentRoot
と打って、Enterを押します。
当サイトの場合、
cd /home/kusanagi/action-sf-movie-trailer-matome.com/DocumentRoot
となります。
また、コンソール画面左上の『テキスト入力』を使えば、コピペができます。
すると、DocumentRootディレクトリ内に移動できました。
もし、DocumentRootディレクトリ内に移動できず、「そのようなファイルやディレクトリは存在しません」と返ってきたら、おそらく【ドメイン名】のところが違うんだと思います。
かんたんKUSANAGI以外でWordPress環境をつくった人は、【ドメイン名】のところを自分で設定したものにする必要があります。
可能性の一つとしては、「kusanagi_html」があります。
KUSANAGIのサイトのプロビジョンを見て、思い出してください。
参考 KUSANAGIのプロビジョニングKUSANAGI次に、phpMyAdminをインストールします。
wget https://files.phpmyadmin.net/phpMyAdmin/4.4.14/phpMyAdmin-4.4.14-all-languages.zip
と入力して、実行します。
次に、インストールしたものを展開します。
unzip phpMyAdmin-4.4.14-all-languages.zip
名前を変更します。
mv phpMyAdmin-4.4.14-all-languages phpMyAdmin
上記の「mv phpMyAdmin-4.4.14-all-languages phpMyAdmin」の「phpMyAdmin」は自分が好きなものに変えても問題ありません。
ここを変更することで、phpMyAdminにアクセスするときのURLも変わってくるので、セキュリティー対策につながります。
上記のコマンドを実行したら、ウェブブラウザ上で実際にアクセスできるか確かめます。
http://【ドメイン名】/phpMyAdmin/
アクセスできたら、インストール成功です。