ゲームボーイ「Analogue Pocket」の予約が2020年8月4日に開始され、2021年5月に発売される予定になっています。
今回は、ゲームボーイ「Analogue Pocket」でできることを説明します。
参考 Analogue PocketAnalogue
目次
ゲームボーイ「Analogue Pocket」でできること

上記のように
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2020年8月4日から予約開始
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2021年5月に発売予定
になっています。
価格は199.99ドルとなっていて、日本円で約21,164円*になっています。
*1ドル105.83円換算、2020年8月21日
また、一度の注文で各色2つまでとなっています。
ただ、2020年8月21日現在では、ゲームボーイ「Analogue Pocket」は品切れになっていて予約することができません。
販売ページにある「Notify me when in stock」をタップしてメールアドレスを記入すると、在庫が入った場合に通知してくれます。
販売サイトは下に掲載しています。「Analogue」のホームページです。
ホームページは英語表示で、日本人にはわかりにくいのが難点ですね。
参考 Analogue Pocketの予約ページAnalogue 参考 Analogue Pocketの製品ページAnalogueゲームボーイ「Analogue Pocket」は「Analogue」というアメリカの会社が2021年5月に発売します。
1989年に任天堂がゲームボーイを発売しましたが、その互換機ということになります。
今回発売する「Analogue Pocket」は任天堂が発売するものではありません。
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ゲームボーイ
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ゲームボーイカラー
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ゲームボーイアドバンス
は任天堂が発売したゲーム機です。
ゲームボーイ「Analogue Pocket」は、
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ゲームボーイ
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ゲームボーイカラー
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ゲームボーイアドバンス
でプレイできる、2,780以上のゲームカートリッジライブラリと互換性があります。
こうしたゲーム機のゲームソフトを「Analogue Pocket」では遊ぶことができます。
また、アダプター(記事内で説明する)を使えば
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ゲームギア
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ネオジオポケットカラー
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Atari Lynx
といったゲーム機のゲームソフトもプレイできます。
ゲームボーイ「Analogue Pocket」のディスプレイはゴリラガラスで作られています。
「ケータイWatch」というサイトによると、ゴリラガラスは
「IT機器向けで非常にシェアが高く、多くのスマートフォンで使われてい」て、
「非常に堅く、傷のつきにくい化学強化ガラスとして知られてい」るみたいです。
また、液晶画面は、
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3.5インチ
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解像度:1600×1440
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615 ppi
であり、1989年に任天堂が発売したゲームボーイの10倍の解像度になっています。
つまり、任天堂が作ったゲームボーイを模倣しただけではなくて、向上しているということですね。
ゲームボーイ「Analogue Pocket」には音楽を制作できる「Nanoloop」が内蔵されています。
「Nanoloop」はシンセサイザーとシーケンサーです。
音楽制作やライブパフォーマンスのために設計されています。
音を形にしたり、伸ばしたり、変形させたり。
音楽をキャプチャーしたり、ライブで演奏したり造形したりすることができます。
ケーブルを使えば、PCなどに接続できます。
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Pocket to Pocket Link Cable
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Nanoloop Pocket to MIDI IN Cable
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Nanoloop Pocket to Analog Sync Cable
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Nanoloop Pocket to MIDI USB-A Cable
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USB-C Cable
といった5種類のケーブルがあります。
それぞれのケーブルについて、説明していきます。

Pocket to Pocket Link Cable。
このケーブルは、ゲームボーイ「Analogue Pocket」と他のゲームボーイやGB、GBCを接続するものです。
これにより、「Nanoloop」が動いている2つのゲームボーイを同期させることができます。
つまり、マルチプレイができるということですね。

ケーブルの長さは1.5メートル。
価格は$15.99、日本円で1,700円ぐらいです。

Nanoloop Pocket to MIDI IN Cable。
このケーブルは、ゲームボーイ「Analogue Pocket」をMIDIに接続するものです。
これにより、外部MIDI機器やシンセ・ハードウェアと同期して「Nanoloop」を動作させることができます。
ケーブルの長さは0.5メートル。
価格は$19.99、日本円で2,200円ぐらいです。

Nanoloop Pocket to Analog Sync Cable。
このケーブルにより、アナログ同期を介して「Pocket」を他の「Pocket」や外部のハードウェアや楽器と同期することができます。

ケーブルの長さは0.5メートル。
価格は$19.99、日本円で2,200円ぐらいです。

Nanoloop Pocket to MIDI USB-A Cable。
このUSB-Aケーブルは、ゲームボーイ「Analogue Pocket」とPCを接続するものです。
これにより、ゲームボーイに内蔵している「Nanoloop」とMIDI対応のDAW・ソフトウェアとを同期できます。
そして、「Nanoloop」のトラックをPCにバックアップして読み込むことができます。
これは、「Analogue Pocket」でだけでなくパソコンでも音楽を作り編集できるようになるということですかね。

ケーブルの長さは1.5メートル。
価格は$19.99、日本円で2,200円ぐらいです。

USB-C Cable。
Mac BookやAndroidスマホの充電に使うときに使われる形状のものです。
iPhoneなどのApple製品の充電に使うものではありません。iPhoneの充電に使うものは「Lightningケーブル」といいます。
ケーブルの長さは1.5メートル。
価格は$15.99、日本円で1,700円ぐらいです。
電源ボタンを押すと、ゲームボーイ「Analogue Pocket」はゲームプレイを中断し、低電力スリープモードに入ります。
電源ボタンをもう一度押すと、「Pocket」が起動し、やめたところから続けることができます。
つまり、簡単に電源をオンオフすることができるということですね。
イメージ的にはスマホのオンオフと同じですね。
ゲームボーイ「Analogue Pocket」のディスプレイを、本家のGB・GBC・GBAのディスプレイのようにすることができます。

ゲームボーイ「Analogue Pocket」のディスプレイは、
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バックライトLCDエフェクト
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ピクセルグリッドパターン
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LCDサブピクセルパターン
など、本家のハードウェアディスプレイの特性を正確に再現することができるようです。
つまり、液晶画面のドットが再現されるということですね。

ドックを使用することで、テレビなどの大画面でゲームボーイ「Analogue Pocket」をプレイすることができます。
もちろん充電もできます。
そしてHDMI出力やBluetoothコントローラー接続を可能とする専用ドック「Analogue Dock」も発表。大きな外部ディスプレイに接続できる上に、最大4つのBluetoothコントローラーや2つの有線USBゲームパッドを繋げてマルチプレイもできます。
japanese.engadget.com
最大4台のプレーヤーをサポート。

有線USB経由で直接コントローラを接続することもできます。

ちなみにドックには
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HDMI ケーブル
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USB-C ケーブル
が付属品としてついてきます。
英語での商品名は「Analogue Dock」で、価格は$99.99です。
日本円で、10,600円ぐらいです。
ゲームボーイ「Analogue Pocket」でできることまとめ
今回は、ゲームボーイ「Analogue Pocket」でできることについて説明しました。
今回の記事はこれでおしまいです。
ありがとうございました。
参考 Analogue PocketAnalogue